父と猫、ブレードランナー

タビ、朝から大ハッスル。

（よっ）

（じーっと狙って）

（はあっ！）

猫のくせに、なんとなく動きがトロい。ウニは割としゅぱっと動いて獣っぽいのに。

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今週はリフレッシュ休暇というのをもらって、札幌に帰ってました。父はすい臓がんの術後、転移もなく元気にしています。とはいえ物忘れは少しずつ進行中。行政のサービスをうまく利用することで、母の負担もずいぶん軽減できています。もっと頻繁に帰って私もなにか手伝えるといいんだけど、なかなかそうもいかず。

父と母は動物が大好き。実家ではずっと犬（アイヌ犬、最近は北海道犬って呼ぶらしいけど）を飼ってました。通院したりたまに入院の必要があったりのふたり暮らしでは、動物を飼うのはちょっと難しい。でもアニマルセラピーっていうものもあるように、動物と触れ合うことのプラス効果は結構大きいように思うので、今回は父と母といっしょに猫カフェに行ってみました。

（子猫と遊ぶ父）

笑顔で猫たちを撫でてる父を見て、母も嬉しそうだったし、よかったよかった。

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『ブレードランナー2049』、観て来ました。とにかく美しい映画でした。圧倒的な映像美。音楽はこれまたハンス・ジマー。相変わらず不安感をあおる音の暴力が炸裂しまくり。

お話のほうは、3時間ずっと静かな緊張が続く不思議な空気感。それにしてもちょっと長いかな、2時間ちょっとでまとめられる内容だったかもしれないな。何を言ってもネタバレになりそうで感想が難しい映画だけど、人、レプリカント、AIのそれぞれが自我を持っているとしたら、それぞれを隔てる境界はなんなのか？今や、ブレードランナーの世界はいまのほんのちょっと先に現実になりそうな世界になっていて、私はちょっとこわかったです。

主人公のゴズくんは感情のふり幅がとても狭くて動きも抑えめ、目でちょっとした心の揺れをすべてを表現する難しい演技を見事にやりきってて、素晴らしい俳優さんだなと。正直言って、ハリソン・フォードが出てこなくてもお話は成立した気がする。

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今日のニャンズ：

（遠近感）

（おもちゃ待ちのタビさん）

（昼寝の図）