どうして世界は荒廃しちゃったの?ウォーボーイズって何なの?なんで生身の人間が「輸血袋」なの?水の稀少性ってどのくらいなの?そういう背景の説明一切なし!どう考えても頭のおかしいデザインや装備のトラックやバイクが、これでもかとリズムを強調したBGMにのっかって大爆走!最初から心拍数上がりっぱなし、中だるみナシで最初から最後までヒャッハー!な映像の連続。ストーリーとかどうでもいいわけですよ、ものすごいボルテージのものすごいアクション映画ですよ。70越えた監督がこれ撮っちゃうって、かっこよすぎる。
とはいえ、観客にイチイチ説明がされてないっていうだけで、世界観の設定はすごく緻密にできてて、そのせいでバカ映画のままで終わらないリアリティがありました。あと感心したのは、この映画って結局、主人公(「インセプション」のイームスね)とシャーリーズ・セロン(大好き!)が武装トラックでひたすら逃げるだけ、それを気の狂った武装車軍団が追ってくるだけ、というある意味一幕モノのお話なわけで、それなのに一度ピンと張り切ったテンションをそのまま持続して2時間押し切るって、ものすごい力技です。
これから観に行こうと思ってる人は、できるだけでっかいスクリーンのとこで観るべし!
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タビさん、結膜炎になっちゃったので獣医さんに連れて行きました。
(こここここドコ?)
(かかかかえりたいニャ)
相変わらず、診察室では恐怖で固まるビビりなタビ。結膜炎は目薬1週間もさせば治ります。目薬のあと、しばらくジトーっとこっち見てるけど、気にしないぞ。
(何かを察したウニはハンモックを譲ってあげてた、やさしい)
ピンポーン、と宅急便が来て、ぴゅーっと2匹ともどっかに隠れちゃった。・・・と思ったらいつの間にか戻って来てた。
(箱が体のサイズに合ってないですよ)
(だから、箱が小さいですよって)