初フランス、初パリ。英語はほとんど使ってもらえない、と聞いてたのでドキドキしてたけど、「いや、私はどこに行っても英語で通すぞ」とかたくなな決意を抱いてシャルルドゴールからパリ市内のホテルに到着。セーヌ川をはさんでノートルダムが窓から見えるホテルでした。地下鉄の入り口もすぐそばで、便利だった。あ、あとフランス語はメルシ(ありがとう)、とトワレ(トイレ)、だけで押し通しました。
(ノートルダム、ライトアップが映えるゴテゴテ感)
絶対食べるぞ、と思ってたエスカルゴ、フォアグラ、クレムブリュレは初日の夜ゴハンでさっそくクリア。あっ、フォアグラ写真撮るの忘れてた。
パリの街並み、さすがの美しさ。・・・でもねえ、臭くて汚いんだよね。これは行かないとわかんなかった。街が臭いってなに?
限られた時間でもべたべたなパリの有名どころは見ておきたかったので、駆け足観光。凱旋門は上らずに眺めるだけ、でもすごい迫力。
(でっかい!)
(ナポレオンはビル・マーレイに似ている)
ルーブル美術館、これもでっかい!
(ガラスのピラミッドは思ったより違和感なかった)
(ルーブルからチュイルリー公園ごしにエッフェル塔見えた)
ごてごてと言えば、のガルニエ宮、オペラ座。
(ゴージャスの権化、みたいな建物)
(シャガールの絵だけあんまりゴテゴテしてない)
(ゴテゴテの客席)
(ゴッテゴテの回廊)
なんか、フランスの美ってとにかくゴージャスで、謙虚とかワビサビとかとは全く関係ないところにある感じ。口あんぐりの半日間でした。
さて、フランスでのお仕事は、ジャパンエキスポでの取材対応とトークイベントのお手伝い。ベイビーメタルとか乃木坂46とか、いろいろすれ違ったけど、一番テンション上がったのはこの方。
(きえーーーーー!って言ってた)
ジャパンエキスポは2日間行ったんだけど、多分肉疲れ+エキスポ疲れ+パリの電車の空気の悪さで、初日の帰りの電車の中で動けなくなるという失態を犯してしまいました。脂汗が出て、両手がしびれて動かせなくなって、吐き気がして、立ってられなくて、コスプレで満員の電車の中で親切なフランス人のみなさんに席を譲ってもらったり、飴食べる?って言われたり、霧吹きで水をかけてもらったり。多分、脱水症状と低血糖とかそういう感じだったと思うんだけど、死ぬかと思った。たくさん水を飲んで、塩分と糖分とったら動けるようになりました。水分大事だな。
そんなこんなで忙しく日程を終わりまして、帰りはパリ→ロンドン→成田という乗換ルート。パリからの飛行機がヒースローに着くのが11時過ぎ、ロンドンを出るヴァージンのフライトは13時発。しかも、一度ヒースローで入国して荷物を取って、改めてヴァージンのカウンターから出国をしろと。・・・いや、それ間に合わないんじゃね?と何度もスタッフの人に「大丈夫なの?」って確認してパリから飛行機に乗ったけど、誰に聞いても「大丈夫だ」と。ほんとかなあ、と思ってたら案の定ヴァージンのフライトには間に合いませんでした。えー?!もう一泊するしかないか?と覚悟したけど、あちこちに連絡して、結局同じ日の夜に出るANAに振り替えてもらって、無事さきほど帰ってきました。成田に着くはずだったのに、羽田に帰ってきた私。まあいいけど、帰って来られたから。それにしてもヒースロー空港で次の飛行機に乗せてもらえるのかどうかの連絡をただ座って待ってた3時間がすごい辛かった。あれがもしフランスで起きてたら、多分アウト。泣いてたかもしれない。
最初から最後までドタバタの珍道中で、ちと疲れ気味。しかしそんな疲れもニャンコがいれば!