2017年9月10日日曜日

ダンケルク

クリストファー・ノーランにハズレなし。

これまでに見た映画で好きなのっていろいろあるけど、1本だけ選べと言われたら「インセプション」です。複雑ながら実は破綻のないストーリー、迫力の映像美、計算しつくされた音楽。

で、「ダンケルク」ですよ。ほとんど情報ナシの状態で観に行ったんだけど、映画を見たというより「体験を共有した」という感覚。1週間の陸の話、1日の海の話、1時間の空の話の3つの別々の時間軸で起きている出来事が、ラストの1点で鮮やかに収束する、相変わらずのノーラン監督の時間操作マジック。すっかり「マスクつけて目だけで演技する俳優」というジャンルを開拓した感のあるトム・ハーディさんは、せっかくのセクシーな顔を終始マスクで隠し、目の動きだけで緊張、高揚、恐怖をすべて表現するというスゴ技を披露してくれます。

そして、逃げようにも逃げ場がない、追い詰められる緊迫感を10倍に濃縮する、ハンス・ジマーの音楽。無限音階が効果的すぎる。

IMAXだと上下が40%も拡大されたのが観られるらしい。もう一回IMAXで観に行きたい。

*  *  *

オマケ:今日はタビしか写真撮らなかった。ウニごめん。

(ペットボトルのキャップで遊ぶタビさん)


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