(謎の共闘を始めたニャンズ)
何かを要求しているみたいだったけど、何を要求しているのかはわかりませんでした。
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今週は頭痛がちウイークでした。頭が痛いときは薬を飲んで寝るしかない。普段はロキソニン、片頭痛が出たらイミグラン。鼻にプシュッとやるタイプのをお医者さんから処方してもらっています。よく効くけど、その後しばらく口の中が苦いのが難点。
私は映画を映画館に見に行くのが好きなんだけど、映画館って妙に空気が悪くて、頭痛を誘発する事が多いです。もっと換気を!
今週は映画館で映画を2回見ました。「否定と肯定」と「スターウォーズ」。
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「否定と肯定」は、司法の制度がまったく違うイギリスで、ほぼ言いがかりのような訴えを起こされ被告になったアメリカ人女性の話。この主人公が、いやもう辟易するくらいの気の強さなんだけど、アメリカでユダヤ人がホロコーストの研究をするとなると、まあこのくらいじゃないと潰されちゃうのかなという気もする。
司法制度の違いをカルチャーギャップとして楽しむのと並行して、エモーショナルな被告とあくまでロジカルな弁護チームの会話のスピード感と緊張感、敵キャラの言いがかりのトンデモぶりと傲慢な態度、などなど、いろいろ見どころがありました。「ダンケルク」のパイロット・コリンズくんや、「シャーロック」のモリアーティさんなど、好きな俳優さんもたくさん出てて、なんといっても主演のレイチェル・ワイズがほんとに素晴らしかったです。
ところでこの映画も邦題がダサい。原題は「Denial」で否定のみ。この言葉がたびたび会話の中で効果的に使われていて、ホロコーストの否定、文化の否定とかだけでなく、主人公の自我の否定、という会話にも出て来た重要なワード。「肯定」なんてこの映画ではまったくキーファクターではないのに、なぜ付け足しちゃったんだろうか。
極上の法廷モノ、映画好きは観るべし。
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「最後のジェダイ」は、前作がちょっとイマイチ感あったのであんまり期待してなかったんだけど、とてもよかったです。ポーグっていうすっごいカワイイ生き物が出て来た。あれはあざとい。
私はスターウォーズは全部見てるものの、ファンというわけではないので、割といろいろ忘れてたり知らなかったりするんだけど、それでも映画館が暗くなって、STAR WARSっていうあのロゴがあの音楽とともに画面にバン!と出た瞬間、不思議な昂揚感があって、その瞬間から映画に没入してる感じでした。何だろう、あの感じ。完成された様式美の力。
スターウォーズ、特に今回の三部作は観てる間けっこう頭を使います。「カイロ・レンは・・・えーと、ハンソロとレイアの息子だから、あーそれでベイダーの孫ね」っていちいち考えないといけなくなるのです。みんな全部すっと理解できてるのかな。すごいな。
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今日のニャンズ:
(寝るタビ)
(寝るウニ)
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