タモリ電車クラブの栄誉ある002番会員、原田芳雄さんの遺作となった映画を観てきました。安心の役者陣と達者な脚本。最初から最後までクスクス笑える、上質なコメディでした。今年観た中ではいまのところ一番好きな映画です。
他人や環境を受け入れ、許すある村歌舞伎役者のお話。18年前に駆け落ちして出て行った奥さんと親友が、突然村に戻ってくるんだっけど、この奥さんの人物設定が秀逸。そして原田芳雄が演じる歌舞伎のシーンは圧巻。
「これが芸能だ、役者だ」というこの映画を遺作に選んだ原田芳雄は幸せな最期だったんじゃないかと思います。映画が終わって拍手が起きていたけど、映画への賞賛と原田芳雄への追悼の両方の気持ちが自然と観客に沸き起こった、という感じでした。
・・・そして明日は対極にある映画『トランスフォーマー』を観る予定。
オマケ:マロさんの立派なしっぽ
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