2013年2月14日木曜日

上がったり下がったり停滞したり前進したり

マロが「調子いい」って書いた翌日、急転直下で絶不調に。

上からは泡立った青汁みたいな緑色のものを吐き続け、下からは真っ黒のような濃過ぎる緑のタールのような軟便。ゴハンは全く食べようとせず、目もうつろで、歩こうとしてばたんと横倒しになったり。正直、もうダメかと覚悟したのですが、翌日に吐き気も下痢もおさまってくれました。

うんちが黒かったので、胃か腸の出血だ、これは大変だ!とかなりあわてたのですが、血液検査で貧血が進んでいなかったので、出血じゃなくて胆汁でしょう、と。血液中のヘモグロビンが分解されたものがビリルビンで、これが体の中にたまると黄疸になります。マロの場合、肝臓の数値は下がったけど、いまだにこのビリルビンが高い状態。ビリルビンが酸化すると緑になるので、排泄物が緑色になる、ということらしい。

マロは消化器系のガンなので、うまく体の中でものを濾過することができないため、胆汁が出たり、場合によっては出血したりは仕方ないらしいんだけど、退院してからずっと吐き気は抑えられていて、ウンチもいい状態だったので、なぜ急に?と驚きました。とりあえず、1日おきになってたステロイドは、また毎日あげることになりました。

それから2日経った今日、なんとマロさんは留守番中にゴハンを完食!


オモチャも、じゃらし2本とボール2個の大盤振る舞いです。せっせと運んだらしいです。

なんだよぅ、マロさんまたちょっと回復してくれたよぅ!飼い主はマロの状態に一喜一憂で、感情の行ったり来たりの振り幅が大き過ぎて、どうしていいかわかりません。そんな本日、北海道の友人とその娘さんから、マロにバレンタインのプレゼントとお手紙が届きました。


最近涙腺がゆるくなってるので、こういう気遣いがほんとに染みます。号泣です。会社でも相変わらず「マロが不調です」という、普通に考えたらありえない理由で早退や有休を許してくれているし、友達もしょっちゅう「マロさん、どう?」と心配してくれます。私もマロも皆さんのおかげでうまく病気と付き合えています。ほんとにみんなありがとう。

(本日のマロさん。耳の色がちょっと白っぽくなってきた?)

2013年2月11日月曜日

びろーん

今日のよかったこと。


マロさんが体をびろーんと伸ばして寝てました!

日によって調子が良かったり悪かったりだけど、調子のいい日のマロさんはけっこういい感じです。こんな風におなかを伸ばして寝るなんて、病気になって以来見たことなかったです。マロさん、がんばってる。マロさん、えらい。

抗がん剤がうまく効いている感じなので、毎日あげていたステロイドを1日おきにすることになりました。イザという時のためにステロイドを温存しておきたい、ということだそうです。ステロイドがなくても、その代わりにいっぱい食べて、がんばって体力つけてほしいと思います。

2013年2月9日土曜日

マロさんがんばった!!!!

マロさん、相変わらずオモチャをゴハンのところに運ぶ日課が続いています。これは木曜日に帰ってきたときのゴハン置き場(↓)。

(定番の赤と黄色のじゃらし)

そして、これが昨日の金曜日(↓)。

(ふわふわボール初登場)

昨日仕事から帰って来て、寝室の電気を点けてゴハン皿がこうなっているのを見て、私は大喜びしました。カリカリもウェットも、完食!!マロさん、えらい!しかも、マロは帰宅した私に向かって、「もっとゴハンーー!もっとゴハンーーー!」と鳴き続けています。新しいウェットをパウチから出してあげたら、更にけっこうな量を食べてくれました。

まだまだ1日に食べている量はウェットを40~50グラムくらいなので、健康な状態だったらこのくらい食べてるはず、という量の1/4くらいだけど、でも、全く何も食べられなくて、シリンジで無理やり口に流し込んでいたような状態だったことを思えば、自分から食べたがってくれる、しかもあげたのを全部食べてもっと欲しがってくれるのは、奇跡のような出来事です。

(ウェットをおいしそうに食べるマロさん)

そして今日はまた川崎のJarmecで血液検査でした。ごはんを食べるようになって、ウンチも出てるんです、と報告したら先生は自分のことのように喜んでくれて、「よかったねー、がんばったねー!」とたくさん撫でてくれました。血液検査の結果、肝臓の数値はほぼ正常値でした!!!!!!ビリルビンはまだすごく高くて黄疸は相変わらず。あと、多分ごはんを食べてなかったせいで、貧血もちょっと深刻。でもごはんを食べるようになってきたので貧血は少しずつ改善していくと思います。

マロさん、抗がん剤が効いているのか、今はガンをうまくコントロールできているみたいです。マロが頑張っているので、私もがんばって点滴します。

2013年2月6日水曜日

マロ仕様の部屋

今日は大雪に備えて会社PCを持って帰ってきてたので、電車は動いてたけど有休もらってマロと過ごしました。

あっ、仕事はちゃんとうちでしました!(←ココ大事)

マロは最近ゴハンを順調に食べてくれて、ウンチもいいのをしてくれるようになって、吐くこともなくなって、ほんとに毎日穏やかに過ごしているんだけど、足腰はどんどん衰えてってる感じです。昨日もお座りから毛づくろいしようとしてバランス崩して横にコロンと転がってたし。(それが心配だったので休んで様子を見た)

ヨロヨロしてても、それも全部ひっくるめて、ガンを抱えて余命を生きる今のマロさん、ということなので、あまり悲しんだり動揺したりせずに私は自分にできることをしています。それは、できるだけマロが負担なく暮らせるように環境を整えること。その結果、寝室がすっかりマロのためグッズで埋まっています。


1) マロさんお気に入りのフリースをベッドの上に常に敷く。
2) 「冬の巣」は24時間ペットヒーターON。
3) ダイキンの加湿&空気清浄機を購入。ものすごい優秀!買ってよかった。 
4) フローリングで滑って歩きにくくならないようにマロが歩くところにマットを敷く。
5) ベッドに上がる台、簡易版。段ボールにバスタオル巻いただけのもの。
6) 台がいい感じだったので、ペット介護用のちゃんとした階段を購入。

あと、点滴するためのフックとか、ウェブカメラとか、2個目のトイレもあるんだった。2個目のトイレはあまり歩かなくてもいいようにと寝室の中に置いたのに全然使ってくれなくて、相変わらず部屋の外に出てって洗面所に置いてあるもともとのやつを使っています。まあ、歩きたいなら歩いてもらったほうがいいかな、とも思います。

大抵私が「あっ、これいいじゃん」と買ってきたものはマロには気に入ってもらえないんだけど、この階段はすんなり使ってくれて、よかったです。一段一段よいしょ、とベッドに上がってくるマロさんはちょっとけなげでかわいいです。

2013年2月5日火曜日

留守番中のマロさん

会社に行ってる間のマロさんの様子が気になってウェブカメラをつけた、というのはすでに先日ここに書いたとおりです。つけた頃は今よりもマロの具合が悪くて長時間目を離すのが心配だったというのもあって、仕事中のPCモニタのすぐ横にスマホの画面を置いて、そこに常時カメラの映像がつけっぱなしで映るようにしていました。最近はマロの状態が落ち着いているので、普段は切ってて、たまに見てみる、というくらいにしています。何千円かで買えるカメラでも解像度はっきりだし、写真も撮れる。すごい世の中です。

ちなみに今日のマロさんのお留守番風景はこんな感じ。

(2時のマロ)

(2時半のマロ)

(3時のマロ)

3時のマロさんは、よく見るとふわふわボールで遊んでいます。自分でボールをおもちゃ置き場からベッドの上まで運んできた、ってことです。それだけ気持ちと体力の余裕がある、というのはとても喜ばしいことなのです。こう書いてても嬉し泣きです。

マロは普段、このベッドの上か、奥に見えている「巣」か、どっちかにいます。この2か所とトイレを移動するのが日課なんだけど、痩せ衰えて足腰が弱くなっているせいか、ここ数日で床からベッドの上にジャンプして乗るのが難しくなってきました。たまに失敗して床にごろんと転がってしまってる姿を見ると、不憫でかわいそうで仕方がないので、無駄に体力を使わなくていいように、ベッドの脇に台を置いてあげました。ちゃんと意図を理解して、すぐ台を使ってベッドに上ってくれるようになりました。マロさん、かしこい!

いまの台は段ボールにタオルをかけただけの簡易的なものなので、アマゾンでちゃんとしたペット用の階段を注文しました。(なんか、そういうわざわざお金出したのは使ってくれないといういつものパターンな気もするけど・・・。)

2013年2月2日土曜日

褒められた

毎週土曜日は川崎にある高度医療センターでマロさんの血液検査。というわけで、今日も朝イチで行ってきました。駐車場はいつも混んでいて、他県のナンバーもけっこういます。毎週通うことになるとは思ってなかったけど、車で45分くらいと比較的近いところにこの病院があったことは、とてもラッキーでした。

(車で運ばれ中の不満げなマロさん)

今日は主治医の先生の診察。この先生はいま名古屋の分院にヘルプに行かれているので、最後にマロさんを診てくれたたのは、先月の14日でした。その頃のマロはほとんどゴハンも食べられなかったし、数値も今よりもっと悪かったので、低空飛行とはいえ今みたいに状態が安定するとは先生は考えられなかったみたいです。「最近、ウェットを30グラムくらいは食べてくれるんですよ」と言ったら、ものすごく驚いて、「マロちゃん、君すごいねー!」ととても褒めてくれました。正直言って、私も、そして主治医の先生もマロが2月を迎えることができるとは、思っていなかったので。

でも、マロはがんばって生きようとしてくれています。今日の検査で、肝臓の数値がまた少し下がって、あともう少しで正常値に届きそうです。しこりの大きさも、一回り小さくなっていました。胆管はまだ荒れていて、ビリルビンはまだまだ高くて、黄疸も治まる気配がありません。でも、自分からゴハンを欲しがって、食べてくれるようになって、そのせいか、ほんの少し毛並みにツヤが戻って来ました。マロはあきらめていないんだな、と感じます。

2013年2月1日金曜日

マロさんお誕生日

本日2月1日はマロの誕生日。マロは6歳になりました。

猫の年齢の数え方は、最初の1年で20歳になって、あとは1年で4歳ずつ。ということは、マロは40歳になったことになります。そっかあ、人間だって40なんて若さでガンになったら、進行早いもんなー・・・と、妙に納得してみたり。

でも、マロさんは最近、低空飛行ながらも体調が安定しています。オモチャ運びにも励んでいます。

(おととい)

 (昨日)

今日も3本出てたけど、写真撮る前に片付けちゃった、しまった。

いろんな方からマロに励ましやお見舞いの声をいただいています。本当にありがとうございます。

(ありがとニャ)