2013年4月20日土曜日

寒かったですね

浅田次郎の『マンチュリアン・レポート』、やっと文庫になったので読みました。まあ、『蒼穹』、『中原』の重厚感に比べると、スピンオフ的な作品だろうから、これでいいのかもしれないけど、ここまで張作霖賛歌にしたかったんなら、モノローグのとこだけで良かったんじゃないかな。もっかい『蒼穹の昴』から読み直そう。

鍼は本日で3回目。肩の痛みはだいぶ治まってきたけど、そしたら反対側の肩とか腰とかが痛くなってきました。今までも痛かったけど隠れてただけらしいです。もうちょっと週イチで通います。ストレレッチでしゃかりきに動かしてたのが、逆に筋肉を傷めていた疑惑。あまり激しくやりすぎないようにしてください、と言われました。かと言ってやらないのもダメらしい。むずかしい。

ラーメン不毛の地・国立にやっとおいしいラーメン屋さんが!
麺場『なっくる』、国立駅北口から徒歩5分くらい。塩とんこつ、しょうゆ豚骨、豚骨味噌、つけ麺でそれぞれ麺が違うこだわりぶり。写真は塩とんこつ+ネギ。ゴマたっぷりで、巻き巻きチャーシューはとろとろで、おいしかったでございます。また行こう、今度は味噌食べよう。


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お蔵出しマロさん写真:シンクロお昼寝。マロさん3才。


2013年4月14日日曜日

おいしかった!

今日は恵比寿に住んでいる兄に誘われて、お昼をごちそうになってきました。江戸前のお寿司を『ほし』で堪能してきましたよ。最近回るのばっかりだったから、ひさびさのカウンターおいしかったなあ。野菜がおいしかったし、握りももちろんおいしかったし、最後のデザートはまさかのプリン。これがまたあえて苦めに作ったカラメルがよく合う、あっさりめの食感で甘さはしっかりという絶品でした。

お寿司のあとは、ヨロイヅカでケーキ買って、兄のおうちで食べました。うーん、恵比寿に住むってなんかちょっとオシャレな感じ!

猫エキスが枯渇してきているので、帰りは吉祥寺でおりて『きゃりこ』に行ったんだけど、満席で入れず。世の中には猫好きがたくさんいるのだなあ。それにしても猫が足りない。足りないぞ。

明日は会社帰りに鍼。


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お蔵出しマロさん写真: 夏はここが涼しいってマロ知ってるニャ (2才半)





2013年4月13日土曜日

ビバ・鍼!

かれこれ1か月痛みが続いている、我が右肩、というか背中、というか、肩甲骨あたり。電車に乗っててちょっと揺れたときにおっと、と手を伸ばしてもズキンとくるし、夜に寝返りを打つにも、起き上がるにもいちいち激痛が走って、これはなんとかしなければ、と鍼灸治療院に行ってきました。

結果、痛みが消えました!もちろん、そんなすぐ治るはずはないので張りと腫れはまだあるし、ガチガチに固いし、首の可動域も相変わらず狭いけど、でも、痛みがない!ありがたい。どうやら、首と肩のコリがひどいことになりすぎて、筋肉が炎症を起こしているらしいです。恐るべし、我が肩こり!

最初に体全体をリラックスさせるために、ウォーターベッドに寝てもらいますね、と言われました。これがものすごいシロモノで、寝てると下からのすごい水圧で体全体の筋肉を上から下まで丁寧にほぐしてくれます。うちに1台欲しい!と思っちゃうくらいの超優秀プロダクト。毎日寝たい、アレに!

そのあと鍼を打ってもらって、最後にマッサージしてもらって、終了。1時間たっぷりの治療で、保険適用で4000円。安い!マッサージ屋さん行くより安いじゃん。痛みがすっかり取れてからも通ってしまいそうです。

GOPANくん、今朝はお米パンにハチミツを入れて焼いてみました。先週焼いたのよりも重さが気にならなくなって、もっちり甘くておいしいパンになりました。すごいぞGOPAN!


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お蔵出しマロ写真: マロさん1才2か月。この頃からおなかの上に乗っかってくるようになりました。甘えまくり。


2013年4月11日木曜日

はずれ本x2


最近立て続けにイマイチな本にあたってしまい、がっかり。面白い本よりも、ダメな本こそ力いっぱい書いておきたい気分になってしまう、意地悪な私です。


■島田荘司『写楽 閉じた国の幻』
写楽の正体をおもしろい視点で描いていて、史料の検討もちゃんとしていたようだし、へんに小説の体裁にしないでそのまま「自分はこう思う」って研究本にすればよかったのに、としか思えなかったガッカリ本。ミステリって帯にあったけど、どこがどうミステリだったのかいまだにわかりません。

あとがきに作者自ら、「ページが足りなくていろんなエピソードを削ったからストーリーが完結してないんだよ、そこを読者が不満に思うのはオレわかってんだよ、オレも不満なんだよ」とグダグダと言い訳が書いてあるのが、また腹立たしい。上下巻の分厚い本で、しかも文庫化。推敲のタイミングはあっただろうに、ページが足りないってどういう了見?

必要以上に自虐的で後ろ向きで、まったく応援したい気持ちにならない主人公と、美貌美貌と連呼されるだけであらゆるセリフが非現実的かつ説明的なためにまったく人間味を感じないうすっぺらいキャラクター付けの女教授。過度にヒステリックな妻。ストーリー上全然そんな必要はないのに回転ドアにはさまれて圧死する息子と、だらだら続くそれに関するつまらないゴタゴタ。

1) 回転ドア事故の責任問題
2) ダメ夫の家庭内での苦悩
3) 史料をたどっての写楽さがし(現代)
4) 蔦重と絵師(江戸)

それぞれで1冊書けそうな4つの話が詰め込まれてて、結局1と2なんか導入だけで、まったく話の進展がわからないまま。3だけ、あるいは4だけきちんと書いてくれればよかったんじゃないの?と思います。なんか「研究者が思いつきで論文を小説形式にしてみたら、やっぱりまとまりませんでしたー!テヘヘ」ってことならまだ許せるけど、島田荘司って直木賞かなんかとってる人だよね?私は今回初めて読んだんだけど、多分もうこの人の本は読まないと思います。「エレヴェーター」とか「メイル」とか、カタカナの表記が気持ち悪いのもマイナスポイント。

写楽の正体さがしのところは楽しめるだけに、残念な1冊。読んで損したとは思わないので、ほんとに残念な感じ。


■佐藤賢一『女信長』
ちょっと前に買って積んであった本。こないだドラマ化されてて視聴率がダメダメだった、という記事を読んでそれなら読んでみようではないか、とだらだらゆっくり読む私にしてはめずらしく、1日で読み切りました。この人も直木賞作家。これまで未読でこの人の本を読むのは今回が初めてというのも、上と一緒。デジャヴを感じます。

読んですぐの感想は、「この作者は70くらいのおじいさんなのか?」だったんだけど、ウィキペディア先生によると私のひとつ年下らしい。だったらこの人は童貞か、AVや風俗でしか女性と接したことがない人に違いない。いや、ほんとのところは知らないけど。そのくらい、女性の描き方が偏ってて失笑もの。必要以上にしつこく出てくる性描写は、気持ちの揺れとかまったくなし、艶っぽさのかけらもないシロモノ。読者サービスにすらなっておらず、なんの必然性があってのことなのか、まったく解せません。

ストーリーのほうも、もっと「おお、なるほど!」って解釈があるのかと思いきや、信長がやった奇抜なことはすべて「女だったから」で片付けられていて、ぽかーんとなります。「男には思いつかない。だが、女である信長にはわかった」がすべての結論。本能寺~エンディングも想定どおりで驚きゼロ。つまらんかった。

上のと違って、読んで損した。

今は三浦しをんを読み始めてます。はずれなし。『まほろ』の続編を激しく希望。


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蔵出しマロさん写真: マロさん2才、見つめあうふたり。


2013年4月7日日曜日

癒しアイテムx2

『ヒッチコック』を観ました。アンソニー・ホプキンズはさすがの名演だったけど、どうしてヒッチコックが殺人犯エドにあんなに共感してしまうのか、っていうのがもっと掘り下げられていくのかと思ったら、あっけないメデタシメデタシで終わっちゃって、あれれ?という感じ。うーん、期待が大きすぎたかな?次は『リンカーン』。

おかげさまで、頭痛はもう薬がなくても大丈夫になりました。首が痛かったのも原因の一つだったような気がします。あ、でも実はまだ首は少し痛くて、首をぐるんとは回せません。あともうちょっと、って感じ。

働きもののGOPANくん。お米パン、小麦パンと来て、いまはバナナケーキを焼いてます。材料を入れるだけで、捏ねるのはGOPANくんがやってくれるので楽ちんです。チョコとか、ドライフルーツとか、パンにしてもケーキにしてもいろいろバリエーションが楽しめそう。お米パンはもっとおいしく作れる気がする、試行錯誤してみよう。

今日買った癒しのアイテム2点。

(お灸、自分でやるのは初めて)

(おれ、ねこの写真集+DVD)


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蔵出しマロさん写真: マロさん7か月くらい。お掃除できませんよ



2013年4月6日土曜日

GOPANきた!

もうずーっと長いこと欲しいものリストの2位に載り続けていたGOPAN(ちなみに1位は食洗機)。

でもなあ、高いし、でかいし、重いし、うるさいらしいし、ちょっとなあ・・・。と手を出せずにいたのですが、先日発売になった3代目GOPANは小さくなって、多少は軽くなって、ずいぶん静かになりました。おお、パナソニックがんばってるじゃん!でもまだ値段がなあ・・・と思っていたら、先週末にビックカメラで年度末のもってけドロボー的な値引きをしていて、ポイントも使って現金は3万円払っただけでゲットしました!!

で、どのくらい小さくなったかというと、まあまだけっこう大きいんですが、こんな感じ。


炊飯器とか、ほかにそういう家電があればそんなに目立たないと思うんだけど、うちはあんまりそういうモノを置いてないので、ちと存在感強め。もう一回りだけ小さくなって、オレンジ色で、もうちょっとだけデザインかわいかったら定価でも買うのに。

それはさておき、さっそく今日の朝8時にお米パンが焼けるようにタイマーをセットして寝ました。今朝は起きたらパンが焼ける香りがしてて、なんかステキな週末っぽさ大。お米を挽く音は、夜使ってもお隣に気兼ねしなく済むレベルでした。一安心。

(焼けた!)

(切った!)

もっちもちでおいしいけど、思ったより重たい食感。水がちょっとだけ多かったのか?それとも、焼きたてをそのまま食べたから?一度冷ましてからトーストしたら、また違った感じになりそうです。明日は小麦パン焼いて、味を比べてみよう。

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蔵出しマロさん動画: あなたもフミフミされてみませんか?(マロさん5才)




2013年4月5日金曜日

1か月経ちました

今日はマロさんの月命日。

(おかえりー、の背中のぼり 5才)

(自慢のもふもふ襟巻 4才)

マロを見送ってからもう1か月も経つというのが、ちょっと信じられません。猫トイレも猫ベッドも、マロが使っていたものは全部片付けてしまって、マロがいない生活が日常になってきているけど、それでも未だに会社を出るときに「早く帰って点滴しなくちゃ」と思うことがあります。

先週の日曜日に、数年ぶりに片頭痛の発作が出て、胃がひっくり返って口から出てくるかと思うくらい吐いて、立つのもつらい状態になりました。その状態がまる2日続き、念のため脳外科で診てもらったところ、MRIで特に異常は発見されなかったので、腫瘍が再発したわけではなく、ストレス性の頭痛が戻ってきたのだろう、と。「あなたはそういう体質だから、疲れたりストレスたまったりすると必ず頭痛が出ると思ってないと」と久しぶりに会った先生に言われました。頭痛体質は卒業できたような気がしてたので、ちょっとがっかり。2か月間、マロの気配が気になって夜はあんまりまともに寝てなかったので、そういう緊張が今頃になって全部解けて疲れが出たのかな、と思います。

マロがいなくなって、洗濯ものにコロコロをしなくても大丈夫になりました。床やラグの掃除が簡単になりました。いろいろ楽になったけど、その倍くらい寂しいです。猫の存在感って大きいな。

(存在感どーん! 5才)