2013年2月25日月曜日

ミオキ・・・?

私が出勤したあとにダンナから送られてきた、今朝のマロさんの様子。

(カリカリ食べ中)

(その後、ベッドで熟睡 on ダンナのパジャマ)

なんてことない写真なんですが、マロがごはんを食べる、おだやかに眠る。この2つは今の私の最大関心事3つのうちの2つなのです。(ちなみにあと1つは「マロがちゃんとトイレで用を足す」。)電車の中でこの写真を見て、心の中でヨシ!とガッツポーズ。いいぞ、マロさん。

ちなみに退院後ずっと肝臓用のカリカリを食べてましたが、肝臓は正常値になったので、昨日から高栄養のカリカリに切り替えました。消化によくてカロリーが高いので、これで栄養不足を撃退するのです。

昨日から点滴に入れ始めたカリウムの効果はまだわかりません。カリウムが足りなくなると筋肉が弱ってふらふらになり、箱座りしていても首が支えられないので下を向いたり、突っ伏して寝るようになるそうです。まさしく最近のマロさんはこれが当てはまります。言われてみれば、「あれ、マロさん今日調子いいね~」と思うときは、まっすぐこっちを見上げてる気がします。

効け!カリウムパワー!今日も点滴がんばるぞ!恐れず刺すぞ!

かくいう私、気が付けばここ1か月くらい、右目の下まぶたがずーっとピクピクして気持ち悪いのです。一時的にピクピクするのはたまにあるので気にならないけど、ほぼ1日中のピクピクが毎日、しかも1か月も。今日急に「そういえば・・・」と気になったのでググってみたら、痙攣の感じが「眼瞼ミオキミア」というものに当てはまる気がします。要するに、『症状としては大したことないから気にするな、多分ストレスだからしっかり休め、コーヒーはやめとけ』ということらしいです。放っておけば治るらしいので、気にしないことにします。・・・でもコーヒーはしばらくやめてみよう。

2013年2月24日日曜日

カリウム

肩こりというか、体中の筋肉がガチガチすぎて、スポーツ整体で「うわ、こんな固い人初めて見た!」と言われ、このままだと近いうちに必ずぎっくり腰になりますよ、と嬉しくない予言をされたごくらく奥さんです、こんばんわ。

輸血後のマロさんは小康状態というか、おとなしく過ごしています。ゴハンを食べる量はまだまだすごく少ないけど、おしっこもうんちもしてるので、低空飛行であっても安定飛行であればそれでヨシと考えています。

(ひなたを追いかけてベッドの上を移動して寝ています)

土曜日の血液検査で、貧血はひとまず心配ではない程度にまで持ち直したものの、カリウム不足がちょっと深刻なので、毎日している皮下点滴で水分だけでなくカリウムも入れていくことになりました。これでうまく効果が出れば、多少は筋肉の働きがよくなって、歩き方ももうちょっとしっかりするかもしれない、とのこと。今心配なのは、このまま脚が弱って歩けなくなってしまうことなので、カリウムパワーには期待してしまいます。

実家の母と電話していたとき、「次に具合が悪くなったら、輸血とかはもうしないで、自然に任せて死なせてあげたら?」と言われました。マロが病気になって以来、「どこまですべきなのか?」は毎日考えていることです。無理な延命はしたくないけど、毎日点滴してる時点でもうマロにとっては無理やりなことなのかもしれないし。ひとつだけ決めているのは、「苦しくないようにしてあげたい」ということです。

さて、明日から月曜日。またマロさんはお留守番です。ちゃんとゴハンを食べますように。ちゃんとトイレに行けますように。

2013年2月21日木曜日

動くマロさん他

最近マロさんの闘病日記になってるので、違う話題も書いておこう。

その1: 『猫弁』の2冊目が文庫化されてました!

猫弁と透明人間 (講談社文庫)

珍しくドラマ化が文句なしだった前作。まだ半分くらいまでしか読んでないけど、今回もアタリでした。派手な事件はないんだけど、各キャラのセリフの中に実は名言満載です。3冊目もはやく文庫になりますように。それにしても事務所に猫10匹、うらやましい。いいなぁ。うちの会社でもフロアで猫とか犬とか飼ったらいいのに。飼育係やるのに。

その2: Bloggerって、「Recent Comments」を表示させるデフォルトのガジェットがないんですよ。前はひとつだけサードパーティものがあって、それを使って右側に表示させてたんだけど、ある時から急に「破損しています」って表示されるようになって使えなくなってしまいました。それ以来、コメント表示が出せてなかったんだけど、Bloggerにデフォルトで備わっている「フィード」というガジェットで簡単にできることがわかったので、今日から復活です。自分的には達成感大アリ!

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というわけで、ここからいつもの闘病日記です。おととい輸血から帰ってきたあと、自分で満足に立てないくらい弱って、ぐったりと寝たきりになり、ゴハンも全く食べなくなってしまったマロさん。「・・・とうとう・・・」と覚悟したんだけど、昨日1日で少し元気になって、自分で歩いてトイレに行けるようになりました。よかった、一安心!

昨日会社から帰宅後は、マロが心配だったのでずっとマロと一緒に寝室にいて、弱ってる具合を獣医さんに報告するためにいつでも動画を撮れるように携帯を握りしめてたんだけど、偶然おもしろいところが撮れました。

(オモチャ選び&運び)

いつもどうやって黄色いじゃらしだけを持ってきてるのか不思議だったんだけど、最初にばーんと全部床に落としてるとは!全部で5本じゃらしはあるのに、なぜ常に黄色が最初なのかはナゾです。たぶんマロなりのこだわりがあるんだと思います。

マロさん、後ろ脚にあんまり力が入らなくなってきました。体力が落ちてるせいなのか、病気のせいで麻痺が起きつつあるのかはまだよくわかりません。たぶん体力の問題だと思うので、もっとたくさん食べられるようになってほしいです。

2013年2月19日火曜日

おかえりー

マロさん、退院しました。今日も朝ちょっとだけ会社に行って、すぐ帰ってきてしまった。ダメ会社員です。でも勤怠のせいで査定が悪くなったとしても、今はマロ最優先にしたいのです。・・・クビにならない範囲でぎりぎりまでがんばる。

病院に迎えに行くと、マロさんが処置室からキャリーに入れられて運ばれて来ました。「マロさん、がんばったねー、帰れるよ」と声をかけると、ンニャアと大きく鳴いて、そのままキャリーの中でおしっこジョー。安心しちゃったからなのかどうかわかんないけど、ペットシーツにオシッコされるとおなかあたりの毛が濡れてしまって、拭いてもしばらくオシッコくさいので、これは避けたかった事件でした・・・。

まあ、退院の喜びと引き換えにしてプラマイゼロということで。

(帰宅後、お気に入りフリースの感触を楽しむマロさん)

今回もやはり病院で出されるゴハンには手をつけなかったそうなので、帰ってすぐにウェットを出してあげました。マロはウェットフードのお肉部分よりは、周りの肉汁部分が好きで、開けたてのウェットフードをペロペロ舐め倒して、肝心のお肉の部分が乾いてスポンジ状になるくらい舐めて、それで終わり。今日もきっちり汁だけ舐めて、そのあとずっと巣で寝ています。目をぎょろりと開けたまま微動だにしないのがちょっと怖い。

(ぎょろり)


輸血のおかげで、貧血は改善が見られて、輸血前「かなりヤバイ」状態だったのが、「ちょっとヤバイ」くらいまでに持ち直しています。具体的には、ヘマトクリットの数値が30%あると正常値なんだけど、20%以下は「ヤバイ」状態、15を切ると「かなりヤバイ」で、12になると死んじゃうらしい。マロは昨日が15%でぐったりしてて、ほんとにヤバイ感じだったけど、今日は22%になりました。まだ数値は低いけど、20%あればひとまず安心らしいので、今日はこのままゆっくり寝てもらって、気が向いたらゴハンも食べてもらって、回復を祈りつつ見守ろうと思います。

Jarmec(日本動物高度医療センター)が自分の行動圏の中にあって、本当によかった。最高の設備と技術と知識が集まったすばらしい病院です。その分高いけど、私は不満なし。

2013年2月18日月曜日

マロさんまた入院

昨日の朝から何も食べなくなってしまったマロさん。どんどんグッタリというかクッタリというか、力なくぺたーっと寝るようになり、呼吸も浅く速くなったので、これはイカンと病院に連れて行きました。肝臓は先日の検査でとりあえず問題なくなっているはずなので、疑わしいのはもともとやばい状態だった貧血の深刻化。

まずは近所のかかりつけ医のところで血液検査。クタッとしてはいても、獣医さんに連れて行かれることも、採血されることもイヤだったようで、ウーとかニャーとか小さい声で文句を言ってました。

(採血中、体を冷やさないようにヒーター+タオルでお布団状態)

血液検査の結果、やはり貧血がだいぶ進行していて、このままだと危ない状態。かかりつけ医からそのまま検査結果のデータを持って川崎のJarmecに移動、入院となりました。

今回の入院の目的は輸血。健康な猫さんから血をもらって、少しでも血を健康な状態に近づけて、自力で食べられるようにして、体力をつけないといけません。輸血のほかに、腎臓なんかの検査もしてみるそうです。ちゃんと調べないと断言できないけど、おそらく抗がん剤のせいで骨髄で血液が作られなくなっているのではないか、というのがかかりつけ医の先生の予想でした。抗がん剤の投与は4週間に一度なので、次の投与までの間に抗がん剤が抜ければ貧血も少し改善されるはずで、今回の輸血がそれまでのつなぎになってくれればいいな、と思います。

貧血さえなければ、おとといの絶好調状態に戻って、おなかフミフミしたり、ゴハンをおねだりしたりできるようになるはず。輸血がうまくいきますように。

2013年2月17日日曜日

うまくいかないなー

昨日数値の上ではだいぶ良くなって、獣医さんも大喜びしてくれたマロさんですが、今日は具合が悪そうでおとなしいです。

明け方4時くらいはウニャウニャ言って寝てるとこを起こしに来て、おなかフミフミして、ゴロゴロ甘えてきて元気だったんだけど、その後ずっと巣にこもって体力温存モード。1回吐いちゃったし、うんちも下痢とまでは行かないけど、だいぶ柔らかい。でも色は普通。何が心配って、今日はゴハンを全然食べません。ウェットもカリカリも、全然欲しくない感じ。

昨日元気だったのになあ。ちょっとションボリしちゃうなあ・・・。そうかあ、マロさんやっぱりガンなんだなあ、と改めて思い知った次第です。今日はこのまま様子を見て、明日もやっぱり食べないようなら、あさっては病院に連れて行こうと思います。

マロさん、がんばれ!

(ちょっと前のマロさん、熟睡の図)

2013年2月16日土曜日

お祝いしてもいいくらいの日!

土曜日恒例、川崎のJarmecにマロさんを連れて行きました。血液検査とエコーの結果、肝臓の働きと数値は正常に戻っていて、黄疸がおさまってきました!

やった!!!!!!マロさん、がんばったね!!!

そもそもの病気であるすい臓のリンパ腫はさすがになくなっていないけど、少なくともリンパ腫が大きくなってはいないことも確認できました。今日の結果を受けて、今まで3つだった薬が2つになって、病院通いも毎週から隔週になりました。

ゴハンの量が少しずつ増えてきているので、このままがんばって、4.8キロまで減ってしまった体重を少しでも元に戻してもらうのが当面の目標です(もともと7.3キロあった)。そうすれば貧血も自動的に改善されていくんじゃないかなと思います。

数日前に絶不調だったときに吐いたり下痢したりした、あの大量の緑色のものはやはり胆汁だった可能性が高いようです。主治医の先生の意見は、これまで肝臓、すい臓、胆管なんかが腫瘍のせいで腫れていて、本来流れ出るべきものがずっと詰まっていて、最近症状が改善したせいで腫れが引いて、溜まっていたものが一気に流れ出してきたのではないか、と。だとしたら、マロさんちょっと体が楽になったんじゃないかな。

病院から帰ってきて、午後はマロに留守番しててもらって、用事を済ませてきました。3時間後に帰ってみると、ふたたびカリカリは完食。ウェットは乾いてしまったらもう食べたくないようで、残してありました。オモチャ運びはじゃらしとボールが1つずつ。


具合が悪かったころ、マロが1日に食べられるゴハンの量はカリカリ3粒、せいぜい1~2グラム程度でした。最近は肝臓の療養食のカリカリを30~40グラムは食べてくれます。これは1日に必要とされている量の8割くらいにあたります。よくここまで食べられるようになったなあ、と感慨ひとしお。カリカリを主食にできるようになったので、ウェットはおやつとして楽しみに食べてくれればいいかな、と思っています。

もう1本のじゃらしは自分の寝床に運んでました。遊ぶ余裕が出てきたらしいマロさんです。うれしいことです。