2015年10月8日木曜日

ER

前回、せっかくアメリカに着いたのに胃が痛い、薬を買ったらちょっとよくなった、というところまででしたが、あのあとけっこうドラマ(?)が。

日曜に買った薬がいまいち効かないので、月曜にガスター10と同じ成分、ただし2倍の「ガスター20(仮)」を買ってきたけど、それも効かず。どんどん胃の痛みが強くなり、なんか鉛のようなものが胃の上部にぶらさがってるような、体が常にくの字になるような状態になり、これはイカン、と焦る。

で、翌日の火曜日にとうとう我慢できなくなって、病院に行きました。アメリカで病院なんて行ったことない、医療費すげー高いって言うけどどうしよう、と考え、クレジットカードに付帯してる旅行傷害保険を使おう、と緊急デスクに連絡。なんと、医療費が病院から直接保険会社に請求される、キャッシュレスサービスで受診できる病院があるとのことで、さっそくその素敵な病院にUberで向かうと、そこはER。テレビでみたことある感じ。

パソコンの前につれていかれて問診されるんだけど、医療用語がさっぱりわからない。

「ここに住んでいるの?」
「いえ、出張で来てます」
「いつからどこが痛いの?」
「日曜日から、胃のこのへんです、機内で痛み出して」
「熱はある?◎◎◎は正常?」
「え?」 
「◇◇◇の傾向は?」
「え?」 
「下痢は?△△△は何回くらいあった?」
「え?」

問診してるナースも、他の会話がスムーズなだけに、たまに全然通じなくなるのが不思議なようで、お互いポカーン。そしたら日系人のナースの人が通訳に来てくれて、すごい助かりました。ちなみに上の会話の不明単語は「便通」、「高血圧」、「嘔吐」であることがあとで判明。

テレビで見たことある、背中開きのかっぽうぎみたいな病衣を着せられ、血液検査と尿検査。胃炎でただでさえ食べたり飲んだりしてないのに吐いてるせいで、極端に水分が足りないとのことで、点滴を2本され、3時間くらいベッドで寝かされてから、「胃が疲れすぎているから、水をとにかくたくさん飲んで、おかゆとかバナナとか食べなさい」と説明があって、とくに痛み止めも処方されずに帰されました。いや、まだすごい痛いんだけどって言っても、大丈夫だからと言うばかり。いやもう痛すぎて歩けないよ、っていうくらいのつらさの中、なんとかホテルに帰って、うんうん言いながら横になってたら、夜中の12時になったくらいのところで急にすうっと痛みが引いて、おお、ERありがとう!これで眠れる!

・・・と喜んだ5分後に隣の部屋でアンアン言い出して、30分うるさくて眠れず。

ともあれ、胃痛はそれから起きてませんが、まだ食欲がないので、バナナばっかり食べてます。糖質制限は元気になってから再開。明日の夜出て、日本には金曜の夜に着きます。


*  *  *

元気出せ、とダンナから送られてきた今朝のニャンズ。元気でるわ~。

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